2007-02-18 解析力学 物理・数学 コリオリの力 回転球面上で、運動する物体に作用する力を考える。 座標設定を上図の様にし、系から系への軸の回転を伴うとする。 z軸を軸とした回転を設定し、系と系のy軸がなす角をとする。 この際、角速度を、経過時間をとすると、となる。 系から系への変換は系の座標を、系の座標をとすると、 となる。 このときの運動エネルギーは、 ポテンシャルエネルギーは位置に不変で、からラグランジアンは、 このラグランジアンから運動方程式を求める。 これをベクトルで表記すると、 ここで、。 第一項がコリオリの力、第二項が遠心力。