複素解析

テキストは複素関数論 (技術者のための高等数学)
これの第5版は大学のときの教科書だったが、使いすぎてぼろぼろになったので、新しく買いなおした。
コーシー・リーマンの方程式なんてすっかり忘れていました。
でも、コーシーの定理とか留数、ローラン展開とかは覚えていた。
で、現在の復習はコーシーの定理まで。

コーシー・リーマンの方程式

f(z)=u(x,y)+iv(x,y)x,yは実数値と定義したとき、領域D内で
\frac{\partial u}{\partial x}=\frac{\partial v}{\partial y},\;\frac{\partial v}{\partial x}=-\frac{\partial u}{\partial y}
が成立するとき、f(z)はその領域内で解析的。

複素積分

経路Cが区分的に滑らかな線で、z t\,(a\lt t \lt\,b)に関しての関数に置き換えられるとき、
経路C上のf(z)に関する積分は、
\oint_C f(z)\,dz =\int_b\,^a\,f(z(t))\,\frac{dz}{dt}dt
となる。

コーシーの定理

f(z)が単連結領域Dで解析的ならば、
その領域D内の単純閉路C上のf(z)積分
\oint_C f(z)\,dz =\,0